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社会教育 > 青梅市立美術館 青梅市立小島善太郎美術館 > 美術館だより > 美術館だより2012年8月8日号「美術館で学問ノススメ開催中」

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更新日:2012年8月8日

美術館だより2012年8月8日号「美術館で学問ノススメ開催中」 

美術館で学校の勉強ができる展覧会

「美術館で学問ノススメ」ポスター

「美術館で学問ノススメ」看板

現在、企画展「美術館で学問ノススメ」が好評開催中です。

この展覧会は、優れた美術作品を鑑賞しつつ、さまざまな教科・科目の勉強もできるというものです。「時間割」を見てみると・・・

  • 1時間目 社会 歴史的人物の肖像画、国内外各地の風景画、戦争をテーマにした作品を鑑賞し、歴史や地理などついて学びましょう。
  • 2時間目 国語 古典文学や関連する人物をテーマにした作品を鑑賞して、奥深さを味わいましょう。
  • 3時間目 音楽 日本の伝統楽器をテーマにした作品を鑑賞して、理解を深めましょう。
  • 4時間目 理科 作品を鑑賞して、生物や人体、音・日食・てこなど身近な現象やさまざま物質を見つめる観察眼を養いましょう。
  • 5時間目 算数・数学 抽象絵画を鑑賞し、図形や比率について学びましょう。
  • 6時間目 英語 小学校でも英語が必修化されました。美術で楽しみながら英語に親しみましょう。
  • 7時間目 保健体育 陸上競技をテーマにした作品や心の不安を表現した作品を鑑賞し、体と心の健康について学びましょう。
  • 8時間目 図画工作・美術 美術作品で美術の歴史を学びましょう。

このように、1時間目の社会から8時間目の図画工作・美術までみっちり「授業」が詰まっています。解説パネルのほか、自分の考えや感想を書いたり絵を描き込んだりするドリル問題の掲載された鑑賞ノートも用意されていますので、楽しみながら学べる展覧会となっています。

夏休みの宿題にぴったりですし、大人にとっても昔の授業を思い出して懐かしい気持ちになれます。ぜひ学びにお越しください。

オリンピックにちなんだ作品も展示されています

山口進《東宮賜杯を持てる織田幹雄氏像》1936年(昭11)、木版

まさに今、ロンドンオリンピックが盛り上がっているところですが、この展覧会では「保健体育」の科目として、オリンピックにちなんだ作品も展示されています。

こちらは山口進の《てる》(1936年作、木版)で、日本人初のオリンピック金メダリスト織田幹雄氏をテーマとした作品になっています。

1905年広島に生まれた織田氏は、旧制中学時代から陸上競技で活躍。1928年のアムステルダムオリンピックに出場し、三段跳びの種目で日本人としては初めて金メダルを獲得しました。ジャンプのキック力を増すために、膝や足首を徹底的に鍛えたそうです。この作品は別の大会時のものですが、がっちりと鍛え上げられた骨太の脚が力強く表現されています。直立不動の姿勢には、アスリートとしての堂々たる風格があります。

現役引退後の織田氏は、オリンピックやアジア大会でコーチや監督として指揮をとります。また、日本オリンピック委員会の委員や日本陸上競技連盟名誉会長などを務め、1998年に亡くなるまで日本陸上界のために尽力しました。今年のロンドンオリンピックで活躍する日本人選手の礎を築いたのは、この織田幹雄氏なのです。

このほか、ハンマー投や女子砲丸投など陸上競技をテーマにした作品もあります。ロンドンオリンピックと展覧会、あわせて見ると楽しさも倍増します。ぜひご覧にお越しください。

問い合わせ

教育部文化課美術館管理係
〒198-0085 東京都青梅市滝ノ上町1346
電話番号/0428-24-1195 FAX/0428-23-8229