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社会教育 > 青梅市立美術館 青梅市立小島善太郎美術館 > 年間スケジュール > 特別展 杉本美術館所蔵『新・平家物語』挿絵展

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更新日:2013年8月16日

特別展 杉本美術館所蔵『新・平家物語』挿絵展

趣旨

本展は画家兼デザイナーとして活躍した、愛知県出身の杉本健吉による『新・平家物語』の挿絵を中心に、その後も彼がライフワーク的に描き続けた約300点の同書関連作品を、愛知県知多郡に所在する杉本美術館よりお借りして、紹介する展覧会です。

『新・平家物語』は青梅市ゆかりの文学者・吉川英治による長編歴史小説であり、『週刊朝日』に戦後間もない1950年から7年間にわたって連載されました。杉本が同書の挿絵を描くようになった経緯は、前任者の突然の降板によるものでしたが、それまで悪人として描かれることの多かった平清盛を主人公に据え、新たな視点で平家一門の盛衰を描きだそうとする吉川の考えと、杉本の作風の相性は良く、その後の『新・平家物語』は、物語の進行と共にますます人気を博し、現在では各人の代表作となっています。

連載小説の作家とその挿絵担当者として始まった2人の関係は、杉本が吉川を自らの師と仰ぎ、私淑する形で連載終了後も続きました。個人的な親交を深める中で、杉本は締め切りに追われて描ききれなかった吉川の作品世界をさらに探求し、自分なりの回答を出すべく、生涯にわたって幾度となく『新・平家物語』の絵画化を試みました。今回展示する《新・平家絵物語屏風》、《麻鳥絵巻》、《新・平家物語(扇面)》等の作品は、そのようにして生み出されたものです。

小説挿絵としての《新・平家物語》、そして後年の杉本作品としての、さまざまな『新・平家物語』の世界をご鑑賞ください。

ポスター

概要

  • 会期 2013年9月7日(土曜日)~10月27日(日曜日)
    ※前期:9月7日(土曜日)~10月6日(日曜日)、後期:10月8日(火曜日)~10月27日(日曜日)で作品が一部入れ替えになります。
  • 開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日 月曜日(9月16日、23日、10月14日は祝日のため開館、翌日は休館)
  • 観覧料 大人500円(400円)、小・中学生100円(80円)
    ※( )内は20名以上の団体割引料金です。
    ※障がいをお持ちの方は無料です。障がい者手帳を必ず受付にご提示ください。
    ※青梅市在住の65才以上の方は無料です。免許証や保険証などの住所と生年月日のわかる証明書を必ず受付にご提示ください。
    ※青梅市立の小・中学校に通う児童・生徒は、土曜日無料です。
  • 協力 杉本美術館、吉川英治記念館

杉本健吉プロフィール

1905年、名古屋市に生まれる。

愛知県立工業学校図案科卒業後、図案業を営み、表紙絵や紙面カット、ポスター図案などを担当。特に、名鉄関係のデザイン案を多数手がけた。また、京都の岸田劉生に弟子入りし、1931年より国画会展に毎年出品、1937年には同展奨励賞を受賞し、戦後は三越で毎年個展を開催するなど、画家としても活動した。1987年に杉本美術館が愛知県知多郡美浜町に開館。愛知県美術館等での回顧展も複数回開催されている。

吉川英治との関わりは、『新・平家物語』の連載挿絵を担当した1950年に始まり、同書の単行本化に際しては、表紙の見開きや装丁なども手掛けた。また、吉川作品では『私本太平記』、『新・水滸傳』の挿絵 (ともに1958~1961年) も担当した。杉本にとって吉川は人生の師であり、『新・平家物語』に関しては、たびたびその絵画化を試み、杉本のライフワークとなる。

2004年、98歳で没する。

杉本健吉と吉川英治

梅郷の吉川英治邸(現吉川英治記念館)にて談笑する杉本健吉(左)と吉川英治(右)

※こちらは参考写真です。本展覧会には出品されません。

 

出品作

《火牛》1954年*通期で展示

《火牛》1954年 ※通期で展示

 

《新・平家絵物語屏風》より「あわれ月夜かな」1986年*前期

《新・平家絵物語屏風》より「あわれ月夜かな」1986年 前期

 

《新・平家絵物語屏風》より「波の底にも都の候う」1994年*後期

《新・平家絵物語屏風》より「波の底にも都の候う」1994年 後期

新・平家絵物語屏風》より「白拍子 静」1986年*前期

《新・平家絵物語屏風》より「白拍子 静」1986年 前期

 

《新・平家絵物語屏風》より「的」 1994年*後期

《新・平家絵物語屏風》より「的」 1994年 後期

《新・平家絵物語屏風》より「車あらそい」1986年*前期

《新・平家絵物語屏風》より「車あらそい」1986年 前期

 

《新・平家絵物語屏風》より「悲絃」1994年*後期

《新・平家絵物語屏風》より「悲絃」1994年 後期

会期中のイベント

ギャラリーガイド

  • 日時 9月28日(土曜日)、10月12日(土曜日) 各日午後2時開始、約30分を予定。
  • 定員 20名(先着順、予約不要、時間前に受付にお集まりください)
  • 費用無料(ただし参加には観覧料が必要になります)

講演会

  • 日時 10月14日(月曜日) 午後2時開始(午後1時30分開場)、約60分を予定。
  • 講師 吉川英明氏(吉川英治記念館館長、吉川英治長男)
  • 演題 「杉本健吉画伯と父英治」
  • 定員 50名(先着順、予約不要、直接会場へお越しください)
  • 費用無料(ただし聴講には観覧料が必要になります、入館済みの本展覧会半券提示も可とします)
  • 会場 1階研修室

吉川英治記念館との関連事業

特集展示「杉本健吉の世界」

『新・平家物語』は吉川英治の代表作であり、今回当館で開催する「杉本美術館所蔵『新・平家物語』挿絵展」の作者である杉本健吉と吉川英治は、個人的にも生涯にわたって親交が深い間柄にありました。そこで市内にある吉川英治記念館では、当館の展覧会とあわせて、「杉本健吉の世界」を開催することになりました。

  • 会期 2013年9月7日(土曜日)~10月27日(日曜日)
  • 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日 月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌火曜日)
  • 観覧料 大人500円、中高大学生400円、小学生300円
  • 企画展「吉野村時代の吉川英治」も合わせて開催(会期 8月24日(土曜日)~9月29日(日曜日))

詳しくは吉川英治記念館のホームページをご覧ください。

来館者特別サービス

本展では吉川英治記念館と以下のような来館者特別サービスを実施します。ぜひ、この機会に両館をめぐり、杉本と吉川の創作活動の軌跡と交流の様子をご鑑賞ください。

  • 青梅市立美術館のチケットの半券を吉川英治記念館で提示吉川英治記念館の入場料を100円割引
  • 吉川英治記念館のチケットの半券を青梅市立美術館で提示青梅市立美術館の絵葉書を1枚プレゼント

問い合わせ

教育部文化課美術館管理係
〒198-0085 東京都青梅市滝ノ上町1346
電話番号/0428-24-1195 FAX/0428-23-8229